01_日本語 (Japanese)

喉の一部が突き刺すように痛い…検査で「異常なし」でも、それ「ヒステリー球」かもしれません【体験談】

sshhojo-yorimiti888

「喉のあたりが痛いのに、病院では異常なし」そんな経験、ありませんか?

わたしには、長年にわたって思い当たるつらい症状がありました。今回はその経験と、後から知った「ヒステリー球(咽喉頭異常感症)」という症状についてお話しします。同じような違和感をお持ちの方に「そういう症状があるんだ」と知っていただき、少しでも安心のきっかけになれば嬉しいです。


30代のころ、飲み会の翌日に感じた違和感

30代半ばのころ、友人との飲み会やカラオケで夜中まで楽しんだ翌日、のどぼとけの右あたりにアイスピックで刺されたような鋭い痛みが走ることがありました。
当時は「飲みすぎ・しゃべりすぎ・歌いすぎのせいだろう」と思っていました。いつも通り過ごして寝た翌朝には消えていたので、それほど深刻には考えていませんでした。


40代半ば、その痛みが「毎日」になった

変化が起きたのは、40代半ばから始めた電話カスタマーサポートの仕事がきっかけでした。
時給の良さに惹かれて始めた派遣の仕事でしたが、自分がよく理解していないサービスの問い合わせに毎日対応するのは、想像以上に消耗することでした。管理者やチームメンバーとは表面上うまくやっていましたが、仕事内容そのものが自分には合っていなかったようです。

毎朝、憂鬱な気持ちで出勤していました。

そして毎日夕方になると、あの痛みが戻ってきました。のどぼとけの右あたりの突き刺す強烈な痛み、親指と人差し指でつまんで我慢する日々。脳外科や整形外科でMRIを撮っても「異常なし」。処方されたのはカロナールだけ。マッサージもロキソニンテープも、根本的には効きませんでした。

その後、仕事を辞めたところ、あれほど毎日あった喉の痛みがぴたりと止まりました。それ以来、同じ痛みは一度も出ていません。
ただ、これはわたしの体験であって、「合わない仕事はすぐに辞めましょう」という話ではまったくありません。後から知ったある症状の存在が、あのときの自分にとって最大の答えになっていました。


「ヒステリー球」という症状を知っていますか?

後から調べて初めて知ったのが、ヒステリー球(咽喉頭異常感症)という症状です。
喉に何かが詰まっているような感覚や、圧迫感、呼吸が止まるような一時的な激しい痛みがあるのに、検査をしても異常が見つからない状態のことを指します。
脳外科・整形外科・耳鼻咽喉科・呼吸器内科で診てもらいましたが、どこからも「咽喉頭異常感症です」と断定はされていません。ただ、症状の特徴がわたし自身の経験にとてもよく重なっていたため、今は「あれがそうだったのかもしれない」と腑に落ちています。

ヒステリー球の主な特徴と原因
ヒステリー球には、次のような特徴があるといわれています。

喉に異物感・圧迫感・刺すような痛みがある
痛みがある時は水を飲むのも辛いが、痛みのない食事のときは比較的楽なことが多い
CT、MRIなどの検査をしても異常が見当たらない
緊張やストレスが高まると症状が強くなる傾向がある

原因としてもっとも多いのが、ストレスや抑圧された感情だといわれています。
「言いたいことが言えない」「自分に合わない環境で無理をしている」といった状況が、喉という形で体に現れることがあるようです。

身体的な原因としては、逆流性食道炎や自律神経の乱れが関係することもあります。


「異常なし」は、終わりじゃない

検査でも特定できない原因に、「こんなに痛みがひどいのに原因がわからないなんて信じられない!」と怒りやそれ以上の不安を感じることも多かったです。「検査で異常がないなら大丈夫」と自分に言い聞かせて、無理をしていた時期がありました。

でも今思えば、体はちゃんとサインを出してくれていたのだと感じています。

検査で何も出なかったとき、わたしはひどく孤独な気持ちになりました。「じゃあこの痛みはなんなの?」という問いに、誰も答えてくれなかったからです。

だからこそ、ヒステリー球という症状の存在を知ったとき、とても気持ちが楽になりました。私の場合は完全な自己診断でしたが名前がつくと、不思議と安心できるものです。


最後に、少しだけ自分の体と心に目を向けてみてください

最近、こんなことはありませんか?

喉のあたりに、なんとなく違和感や痛みがある
検査を受けたのに「異常なし」と言われた
「まあ、なんとかなってる」と自分に言い聞かせていることがある

それは、体があなたに送っているサインかもしれません。
ヒステリー球は、まだ一般的にあまり知られていない症状です。でも、同じような経験をしている人はきっとたくさんいます。「自分だけじゃなかった」と思えるだけで、すこし前に進めることがあると思っています。

まずは耳鼻咽喉科や心療内科に相談してみることも、ひとつの選択肢です。体の声に耳を傾けることが、小さいけれど大切な自分へのケアになります。
あなたの体と心が、穏やかでいられますように。

※この記事はわたし自身の体験をもとにした記録です。医療的なアドバイスではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

※ブログ画像はAI生成イラストです

ABOUT ME
ヨリブロ
ヨリブロ
バツイチ25年目、派遣と飲食店バイトのWワーク
はじめまして、ヨリブロです。 バツイチ歴25年、派遣と飲食店のWワークで毎日を動かしています。 40代を過ぎてから、おしゃれより姿勢、メイクより睡眠、流行より骨と筋肉を選ぶようになりました。食べるものが体をつくると信じているので、口に入れるものには静かにこだわっています。 考えは5秒で変わることもあるし、「こうでなきゃ」という概念もありません。自然や歴史が好きです。 私の日常の寄り道を、みなさまにお届けして楽しんでいただけると幸いです! よろしくお願いします。
Recommend
こんな記事も読まれています
記事URLをコピーしました