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お酒は「百薬の長」?50代になって気づいた、お酒との新しい付き合い方

sshhojo-yorimiti888

毎晩お酒が「親友」だった日々

正直に告白すると、ヨリブロは30代半ばから40代を過ぎるまで、お酒が大好きで仕方がありませんでした。仕事が終わって部屋に着くなり真っ先に冷蔵庫から500ml 缶ビールを取り出してプルタブを開け着替えて夕食を作りながら数本飲むその後お風呂に入りながら飲む、ビールがなくなったら缶チューハイに切り替え、最後は部屋にある日本酒やワインにまで手を伸ばす。
そんな晩がほとんどでした。

「今日も1日がんばった自分に大好きなお酒でご褒美を!!」

とウキウキで、気づけば空き缶やボトルがテーブルに並んでいる。
特に仕事や人間関係に強いストレスがあったわけでもありませんでしたが、とにかくお酒が美味しくて大好きでした。また、当時はお風呂入って寝る準備をして深酒をし、そのままぐっすり眠れることが何より幸せでした。

週末は朝から昼過ぎまで二日酔いで動けない、二日酔いを紛らわせるためにお昼前からビールを飲む、なんてこともしょっちゅうでした。
それでも「お酒は疲れを癒して、気持ちをほぐしてくれる最高の友だち」だと、本気で思っていました。
……と、ここまで読んで「え、どれだけ飲んでたの?」と、少し引いてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
当時のヨリブロは、それくらいお酒にどっぷり浸かっていました。

50代になって、体が「NO」と言い始めた

そんなお酒っ子だったヨリブロですが、50代に入ってからは、部屋で毎晩飲むという習慣が自然と無くなっていきました。

試しに、先日の週末「久しぶりに部屋で飲もう」と、ビール1リットルと缶チューハイ(350ml)2本を飲んでみたのです。すると、翌日どころかその日の深夜3時前には気持ち悪さで目が覚めてしまい、そこから朝まで一睡もできませんでした。翌日になっても胃の調子がすっきりせず、「あれ、こんなはずじゃなかったのにまったく眠れた気がしないし、こんなに気持ち悪くなるのか」と、自分の体の変化に驚きました。

30代~40代のヨリブロにとって親友だったお酒。
でも50代の今のヨリブロは、その付き合い方を少し見直したいと感じています。
お酒がヨリブロの体と心に良い影響をもたらさなくなっているからです。
50代のヨリブロには、「お酒は体に良くないもの」になりました。

これは「お酒はもうやめるべき」という話でも、「飲む人が悪い」という話でもありません。飲む人にも飲まない人にも、それぞれの理由と心地よさがある。
体は正直に「今の自分」に合った量を教えてくれるのだと、身をもって感じた出来事でした。

そもそもお酒は「体に良い」のか「悪い」のか

昔から「適量の酒は百薬の長」と言われ、善玉(HDL)コレステロールを増やし血液を固まりにくくすることで、心筋梗塞などのリスクを下げると考えられてきました。赤ワインのポリフェノールの抗酸化作用や、脳の報酬系を刺激してストレスを和らげる効果、人間関係を円滑にする「潤滑油」としての役割も、長く語られてきたメリットです。

一方で近年は、「お酒は少量 (一滴) でも健康に良くない」という見方が医学界で強まっています。世界保健機関(WHO)はアルコールを明確な発がん要因と位置づけており、口腔・食道・肝臓・乳がんなどのリスクを確実に高めることが指摘されています。代謝産物のアセトアルデヒドは細胞を傷つけ、肝硬変や膵炎の引き金にもなり、睡眠の質の低下や脳の萎縮を早めることも分かってきました。
最新の研究では、心血管への小さなメリットよりがんなどのリスクの方が上回るとされ、「健康のために最も良い飲酒量はゼロ」という考え方が広まりつつあります。

実際に、お酒は体にも心にも良いに決まっている!と考えていたヨリブロも大量の飲酒習慣が原因と考えられるそのリスクを体験しました。
(リスクについて、現在はとても健康に過ごせています)

メリット・デメリットをまとめると

メリットとされること
適量の飲酒で善玉コレステロールが増え、動脈硬化を抑制するとされる
リラックス効果で一時的にストレスが和らぐ
緊張がほぐれ、人とのコミュニケーションが円滑になりやすい
胃の血流が良くなり、食欲が増進する
赤ワインのポリフェノールの一種レスベラトロールなど、原料由来の成分に注目が集まる

デメリットとされること
少量でも、咽頭がん・食道がん・乳がんなどのリスクが高まる
脂肪肝、アルコール性肝炎、肝硬変、慢性膵炎の直接的な原因になる
寝つきは良くなっても、深夜に目が覚めやすくなり睡眠の質が下がる
依存や、うつ・不安の悪化につながることがある
脳の萎縮を早め、将来の認知症リスクを高める可能性がある
高血圧や糖尿病、痛風など生活習慣病の悪化要因になりうる

日本人は欧米人に比べて、遺伝的にお酒に弱い体質の人が多いといわれます。
飲むと顔が赤くなる、頭が痛くなる、は体がお酒を拒否しています。
自分の体のサインに耳を傾けることが大切です。

お酒が好きな人にも、飲まない人にも

お酒が好きな方には、これからもどうかご自身を大切にしながら、お酒との時間を楽しんでいただきたいと思います。無理に我慢するのではなく、休肝日を設けたり、量を少し見直したりするだけでも、体は変わっていくはずです。
くれぐれも無理な飲み方はなさらないでください。

そして、お酒を飲まない方、あるいはこれから飲む量を減らしたいと考えている方にとっては、それはきっと、年齢を重ねてからの健康にとても優しい選択になります。

飲む人も飲まない人も、どちらも間違いではないと思います。

ただ、今の自分の体に、少しだけ正直になってみる。
それだけで、お酒との関係はもっと心地よいものに変わっていく気がしています。

ABOUT ME
ヨリブロ
ヨリブロ
バツイチ25年目、派遣と飲食店バイトのWワーク
はじめまして、ヨリブロです。 バツイチ歴25年、派遣と飲食店のWワークで毎日を動かしています。 40代を過ぎてから、おしゃれより姿勢、メイクより睡眠、流行より骨と筋肉を選ぶようになりました。食べるものが体をつくると信じているので、口に入れるものには静かにこだわっています。 考えは5秒で変わることもあるし、「こうでなきゃ」という概念もありません。自然や歴史が好きです。 私の日常の寄り道を、みなさまにお届けして楽しんでいただけると幸いです! よろしくお願いします。
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