01_日本語 (Japanese)

「出し切った」先の景色へ。高校総体という通過点を越えて。

sshhojo-yorimiti888

高校3年間の集大成、高校総体インターハイが明日幕を閉じます。私が応援に行けるのは今日まででした。試合の興奮がまだ胸の奥で燃えている今、6年間の「香川・陸上観戦」から受け取ったものを、ありのままに綴ります。


  1. 冷めやらぬ熱狂と、静かに忍び寄る寂しさ

私の最後の高校総体観戦が幕を閉じました。競技場を後にした今も、熱い余韻が体中を駆け巡っています。甥っ子の最後の姿、高校最後の陸上大会になったアスリートたち、今はただ「本当によく頑張った!」という高揚感と、溢れ出す「ありがとう!!素晴らしかった!!」という感動の渦の中にいます。

この激しい熱狂が少しずつ落ち着き、日常の静けさが戻ってくるにつれ、きっと言葉にできない寂しさがじわじわと押し寄せてくるのだと思います。

3年間、甥っ子の「回路がつながっていく瞬間」を一番近くで、特等席で見守らせてもらった時間は、私にとってもかけがえのない青春そのものでした。今のこの高揚感が、いつか深い切なさに変わっていく予感すら、それだけ私たちが本気でこの場所に心を置いてきた証拠なのだと感じています。

今はまだ、この冷めやらぬ興奮を大切に抱きしめながら、ゆっくりと「終わってしまった」という実感が心に浸透していくのを待っています。


  1. スパイクをペンに持ち替え、次なるレースへ

高校最後の陸上大会になった甥っ子には容赦なく次のスタートラインに立たされます。
彼にとって高校総体は大きな山場でしたが、長い人生という目で見れば、ここはまだ「通過点」に過ぎません。これからはスパイクをペンに持ち替え、大学受験という未知の長距離走が始まります。

陸上の練習で培った「自分を出し切る回路」は、机に向かう時間にも必ず活きるはずです。しんどい時にあと一歩踏み出す力、自分を信じて粘り続ける力。それを今度は勉強という形で発揮してほしいと願っています。

思えば、陸上で培われた「己を律する習慣」は、受験勉強だけでなく、就職後のキャリアや、人生の岐路に立ったときの粘り強さにも通じていきます。「やり切った経験」は、どんな場面でもお守りになり、例え望む結果にならなかったとしても、「あれだけやり切ったのだから悔いはない、次!」と切り替えられたりするものです。


  1. 陸上を選んだすべての高校生へ、最大級の「お疲れ様でした!ありがとうございます!!」

今日会場には、いろんな高校3年生がいました。3年間の集大成として完璧なパフォーマンスを見せた人。結果は出なかったけれど、最後まで仲間と笑い合っていた人。そして「もっと本気で練習すればよかった」と、苦い後悔を噛み締めている人。怪我で出場できなかった人。

陸上部を選んだ理由も、向き合い方も人それぞれだったでしょう。でも、それぞれ時に厳しい練習に耐え、今日を迎えたこと自体に、順位なんて関係ない尊い価値があります。

どのような思いで今日を終えたとしても、やり遂げた自分を、どうか誇りに思ってください。
3年間、本当にお疲れ様でした。あなたたちが刻んだ足跡は、いつも私の勇気になっていました。


  1. 香川の空の下で受け取った、6年間の「最優先だった楽しみと生きる力」

姪っ子の代から始まり、甥っ子の引退まで。気づけば私は6年もの間、香川県の高校陸上という眩しいドラマを見守ってきました。照りつける太陽、急な雨、そしてスタンドからの選手への応援。

陸上に向き合う高校生たちの本気の競技や仲間と過ごす姿から、私の方がどれほど多くの感動と「明日を生きるエネルギー」をもらったことでしょうか。年齢なんて関係ない、今この瞬間に全力を注ぐことの美しさを、あなたたちが教えてくれました。

この6年間、競技場で共に過ごしたすべての選手と、それを支えたご家族、先生方に、心からの感謝を伝えたいです。
本当に、ありがとうございました。


おわりに 新しいフィールドへ羽ばたくあなたたちへのエール

部活動を引退し、いよいよ自分の進路という「新しいフィールド」へ踏み出す皆さん。
これからは、記録という数字だけでは測れない、正解のない問いに立ち向かう日々が待っています。でも、陸上で鍛え上げた強い心と、仲間と励まし合ったり、少し雰囲気が悪くなって気まずかった経験は、一生ものの財産です。

たとえ挫折しそうになっても、あの時「全力を出し切った」という感覚が、必ずあなたを支えてくれます。
競技場を離れても、皆さんの人生の物語は力強く続いていきます。
それぞれの場所で、自分らしい花を咲かせられるよう、心から応援しています。

自信を持って、新しい世界へ大きくジャンプしてください!

ありがとうございました!!

ABOUT ME
ヨリブロ
ヨリブロ
バツイチ25年目、派遣と飲食店バイトのWワーク
はじめまして、ヨリブロです。 バツイチ歴25年、派遣と飲食店のWワークで毎日を動かしています。 40代を過ぎてから、おしゃれより姿勢、メイクより睡眠、流行より骨と筋肉を選ぶようになりました。食べるものが体をつくると信じているので、口に入れるものには静かにこだわっています。 考えは5秒で変わることもあるし、「こうでなきゃ」という概念もありません。自然や歴史が好きです。 私の日常の寄り道を、みなさまにお届けして楽しんでいただけると幸いです! よろしくお願いします。
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