「あやしい?」と受信したメールや音声に迷ったら。事前の対策と AI に聞いてスマホの自分の金融・投資口座を守る方法
スマホで家賃や光熱費の振込ができる。
スマホでNISAや外貨運用ができる。
ってめちゃくちゃ便利そうだけど、「騙されてお金を取られる」、「個人情報を悪用される」など、被害にあいたくないから使いたくない。という方、多いのではないでしょうか。
スマホを「なんとなく」で使うようになって15年ほどのヨリブロもずっとそう考えて、長らく家賃の振込を手数料を払って銀行のATMで行っていました。
倹約好きなのに、スマホの銀行アプリを使うのか怖い、それだけで同じ金融機関、支店の振込先なのに手数料を払わないといけない、という数百円が大きなストレスでした。
そこで、ある時【何が怖いのか】を徹底的に考えて調べた時の話しです。
結論は、万が一の備え、対策がヨリブロには全くできていなかった、ことでした。
スマートフォンで慣れないながらもネットバンキングや投資を始めた方、あるいは「始めたいけど、騙されるのが怖くて踏み出せない」という方にヨリブロが調べておこなっている対策を知って、万が一に備えたスマホ金融アプリの利用をおこなっていただければ嬉しいです。
フィッシングの内容について知るだけでなく、スマホで自分の金融資産を守るためにわたしたちが自分のスマホで、知っておかないといけないスマホの操作、AI へのプロンプトもあわせて紹介します。
フィッシングとは、実在する銀行や有名企業を装った偽メールなどで偽サイトへ誘い込み、暗証番号やパスワードなどの大切な情報を盗み出す手口です 。
フィッシングの目的は、ホンモノそっくりメール等でわたしたちを騙し、お金や大切な情報を盗むことです。暗証番号やカード情報を聞き出し、貯金を勝手に引き出したり、名前を悪用したりするのが犯人の狙いです。
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取引を始める前の準備が重要
便利なものには、必ずその裏をつこうとする人がいます。
でも、正しい知識と少しの準備があれば、怖がりすぎずにスマホでの取引を楽しむことができます。
■ まずスマホで自分の金融機関で「アカウントを作る前」にやっておきたいこと
ヨリブロが一番お伝えしたいのは、取引を始める前の準備です。
1:紙のノート (手帳) に、利用する銀行や証券会社の「不正利用・紛失・盗難専用窓口」の電話番号を書き写しておく
多くは24時間対応なので、深夜にスマホを失くしても、あるいは操作できなくなっても、固定電話からすぐに連絡できます。
あわせて消費者ホットライン「188(いやや)」、警察相談専用電話「#9110」も書き添えておくと安心です。
自分一人で考えると不安と恐怖が大きくなります。公的機関に被害にあうかも知れない、と経緯を伝えることは自分を落ち着かせることになると考えています。
※警察相談専用電話「#9110」基本は平日朝8:30 – 夕方5:15 くらいの窓口※
「110」は「緊急、今すぐ来てください!」の番号ですが、「#9110」は、「今すぐではないけれど、困ったことになったので警察に相談したい」時の番号です。
2:日頃から自分のスマホで必要な操作方法を知っておく
「スクリーンショットを撮る」
:スクリーンショットの撮り方
「公式サイトをブックマークしておく」
:正しい金融機関サイトをブックマークする方法
「届いたメールの全文をコピーして スマホのAIを起動して貼り付ける」
「パスワードをすぐに変更する」
:正しい金融機関サイトにログインしてパスワードを返る方法
「二段階認証(二要素認証)の設定」
:IDとパスワード入力後に登録している自分のメールアドレス、
電話番号SMSに届くワンタイムパスワード(番号など)を確認して入力する方法
この 5 つの操作が理解できているだけで、いざという時に落ち着いて動けます。
一気に全部は大変なので少しずつ10分、15分時間を作って自分のスマホでできるようにしておくことをおすすめします。
※二段階認証(二要素認証)とは、
IDとパスワードだけでなく、スマホに届く「一度きりの数字」を入力しないとログインできない仕組みです。
金融機関アプリを操作しているのは【本人のスマホ】です、ということを確認しています。
二段階認証(二要素認証)を設定しておけば、万が一パスワードを知られてしまっても、簡単には口座に入ることログインできません。
最近は指紋や顔認証だけでログインできる「パスキー」を導入する金融機関も増えていますので、案内が届いたら前向きに設定をお願いします。
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■ 昔からある、なりすまし詐欺メール
以前からあるフィッシング詐欺メールの代表的なものを2つご紹介します。
1つ目は「日本郵便」などの配送業者を装うもの。「住所不備で荷物の配送が止まっている」「24時間以内に手続きが必要」と急かす文面で、メール内のURLリンクから偽サイトへ誘導しようとします。
2つ目はクレジットカード会社や有名金融機関、有名ショッピングサイトを装うもの。
「電話番号の変更が完了しました。心当たりがなければこちらから確認してください」といった内容で、ログイン情報を盗み取ろうとします。
どちらも共通しているのは、「今すぐ確認しないと」と思わせる焦らせ方です。
■ 最近増えている、新しい詐欺の手口
一方で、最近はAI技術を使った新しい手口も増えています。
1つ目は「ボイスクローン詐欺」。
AIで家族そっくりの声を作り、電話でトラブルを装って送金を促すというもの。
声だけで信じてしまうのはとても危険です。
2つ目は「偽のAIアプリ・副業話」。
「AIで月10万円稼げる」といった甘い投資講座や、本物そっくりの偽ChatGPTアプリで高額な料金を請求するケースもあります。
AI アプリを入れる時は、開発元が正しい企業名(例:ChatGPTなら「OpenAI」)になっているか、必ず確認する習慣をつけてください。
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気になるメールは、リンクを押す前に AI に聞くをルールにする
怪しいメールが届いたら、リンクは絶対に押さず、まずはAIに相談してみるのもひとつの方法です。
スマホでの操作はとても簡単です。
1: 届いたメールの文面を指で長押しして「コピー」する
2: AIアプリ(ChatGPTなど)を開き、入力欄に「貼り付け」する
3以下のようにたずねてみる
— AI へのプロンプト—
以下のメールを受け取りました。
このメールはフィッシング詐欺の可能性がありますか?
不審な点があれば箇条書きで教えてください。
—ここまで—
- ※ 本名や住所、口座番号などの個人情報は絶対にAIには送信しないでください。※
- AIの答えを100%信じきらず、少しでも不安なら公式アプリやブックマークからログインをして自分宛に「お知らせ」や「重要なお知らせ」が来ているかどうかを確認することも忘れないでください。
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最後に
スマホでのネットバンキングや投資は、慣れてしまえばとても便利なものです。
でも「便利にお得に使う」ことだけでなく、「万が一の対策を知っている」ことも同じくらい大切だと、ヨリブロは思います。
紙のメモと、AIという相談相手。
このふたつを味方につけて、自分の大切な口座や資産は、自分自身で守っていきたいですね。
もうひとつだけ、続けやすい習慣をお伝えします。
可能なら週に一度、5分、家族で集まった時の話題に
「この間はこんな操作をした」
「こんなメールが来た」
「こんな音声が送られて来た」
と話してみてください。
今やフィッシング詐欺メールは誰にでも届いています。
「わたしにも来てたー」、「それはまだ来た事ない」など詐欺メールの情報交換をすることができます。
一人だと見落としがちな「不審な点」も、「絶対に利益が出るんだ!」と根拠のない期待も、誰かと話すことで「あれ、それちょっと変じゃない?」と気づくことがあります。
守りは、一人で抱え込まなくて大丈夫です。

