介護を調べる前に、一番大事なことを聞いていなかった。親の”本当の希望”をAIと一緒に整理した話
酷暑のこのごろ、親が「体調がすぐれない」と話しているのを聞きました。
ヨリブロの両親の印象は “体力おばけ、気合いと困難の達人” です。
現在の親子関係はほとんど会話がなく正直どのように扱うのが良いかわからないです。
そんな親が自分の体調について話しているのを聞いて初めて、[介護] という言葉を初めて意識しました。
さっそく [介護] について、何が大変なのか、自分が不安に感じていることは何かをAIに聞いて「精神的な負担」「お金の負担」とひとつずつ調べ、ヨリブロ自身の気持ちを落ちつかせようとしましたが、まったく気持ちが落ち着きません。
何が不安なんだろう、このもやもやは何だろう、と自問自答。
ふと、『両親はどうしたいんだろう』と考えました。
ヨリブロが一生懸命調べているのは、親のためではなく、実は自分の不安を減らすためだ、と気がつきました。
自分の親が [これから先介護が必要になったときにどうして欲しいのか] を知らないと準備も覚悟もできない、不安が消えないと考えました。
まず、『親がどうしたいのか、を知ろう』と思ったときにやっとザワザワした気持ちが落ち着き始めました。
介護が必要になったとき自宅で家族と過ごしたいのか、施設で専門の方のほうが安心なのか。
延命治療はどこまで望むのか。
誰に介護の中心を担ってほしいのか。
などなど。
これは調べれば分かることではなく、本人に聞かなければ絶対に分からないことでした。
でも、親に何をどうやって聞けばよいのかまったくイメージができません。
もう十何年以上ちゃんと話したこともなく、どんな性格なのか、もわかっていないヨリブロ親との関係…
そこで、AIに「聞き方」と「聞くべきこと」を整理してもらうことにしました。
使ったプロンプトとAIが作成した回答の1部をご紹介します。
スマホのAIを開いて、以下をAIに送ってください。
—親に介護方法について聞くプロンプト—
私はこれから親に、介護に関する希望を聞こうと思っています。
・親の性格:
【例:正直現在の性格がわからない、几帳面、心配性、深刻な話を茶化しがち、など】
・今の関係性や聞きにくさ:
【例:ほとんど話さないのでどう扱えばよいかわからない、改まった話を嫌がる、面と向かうと言いにくい、など】
①まず、こうした大切な話を切り出そうとしているわたしの気持ちに共感してください。
②次に、親に身構えさせず、自然に希望を聞き出すための声かけの例を教えてください。
③最後に、絶対に聞いておくべきこと・いざ介護が始まったときに必要になること・親子で認識を合わせておくべきことを、それぞれリストにして整理してください。
—ここまで—
++AI回答1部++
自然に希望を聞き出すための声かけ例
ポイントは、「あなたの問題」としてではなく、「世間の話題」や「私の都合・準備」として主語をすり替えることです。
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① 絶対に聞いておくべきことでは、過ごしたい場所、延命治療への考え、介護の中心を誰に担ってほしいか、使ってよいお金の範囲など、本人にしか分からないことが挙がりました。
② 必要な情報として、かかりつけ医や重要書類の保管場所なども整理できました。
③ 兄弟姉妹がいる場合の分担イメージや、お墓・葬儀の希望も、この機会に合わせて聞いておくとよいそうです。
一度に全部聞こうとせず、まずは①だけでも先に聞いておく。
そう考えるだけで、次に実家に帰ったときの一歩が、少し踏み出しやすくなった気がします。
これまで「大変なこと」ばかり調べてきましたが、本当に最初にやるべきだったのは、親の声を聞くことでした。
ヨリブロは十何年も両親とちゃんと話していません。
たまに実家へ行っても挨拶をするくらいです。
今考えているのは、何も準備をせずに介護に突入してしまうと、ヨリブロの性格的にどんどん自分を追い込んで無理をして両親を看取る前に自分がダメになる、そうならないためにも両親の希望を聞いておいて、いざその時にできること、できないことはあると思いますが大切に育ててもらった分、少しの無理でできることであれば叶えたい。
そんな風に考え始めた自分に両親の介護への準備のための、心の準備、覚悟が芽生えたように感じています。

