01_日本語 (Japanese)

鏡の自分に「あれ?」と思う50代へ。心が弱いんじゃなく、脳が”卒業式”を迎えているだけでした

sshhojo-yorimiti888

◇ 朝、鏡の前で「あれ?」ってなる瞬間、ありませんか

洗面所で顔を洗って、ふと鏡を見たとき。

「あれ、こんな顔だった?体調悪いのか?」って、一瞬固まってしまうこと、ヨリブロにもあります。朝から自分の顔に憂鬱になって、気持ちが下がって、人に会うのが億劫になる。

自分の中では、まだ20代や30代の、いちばん元気だった頃のイメージのまま止まっているのに、鏡に映る現実の顔は、少しずつ少しずつ違うものになっていく。そのギャップが、5年前、6年前くらいから急に大きくなってきた気がする……そんな感覚、40代半ばくらいからどの世代の方も、きっと一度は経験しているのではないかなと思います。

そして厄介なのは、そのギャップが「なんか自分ってダメだなぁ、嫌だなぁ」という卑屈な気持ちや、「体調悪そう、元気なさそう、親しみにくそう、と思われてしまうのではないか。」という被害妄想的な考えになり、それの不安や怒りが他者へ向かってしまいそうになること。

これ、性格が弱いからでも、考え過ぎの性格だからでもありませんでした。

実はちゃんとした理由が、脳とホルモンの仕組みの中にあるそうです。

◇ その正体は「脳の予測」と「現実」のすれ違い

私たちの脳の中には、自分の顔や体を認識するための「ボディ・スキーマ(身体図式)」という、いわば地図のようなものがあります。

面白いことに、この地図は一度できあがると更新のスピードがゆっくりで、いちばん生命力があった時期のセルフイメージのまま固定されやすい性質があります。これを心理学では「主観的年齢」と呼ぶそうです。

このセルフイメージが、自分の一番良かった年代20代後半から40代初めの状態で固定されていて50代になっても更新されていない!!これは深く納得します。

毎朝鏡を見るとき、脳は無意識に「いつもの自分 (ヨリブロの場合:30代半ばから40代初めの状態)」を予測してから鏡に向き合います。ところがそこに映る現実の顔が、その予測から少しずつずれている。この「予測と現実の不一致」が起きるたびに、脳はストレスホルモンのコルチゾールを小さく分泌します。

これが、「積みあがっていく小さなストレス」の正体なんだそうです。

そしてこのズレは、一回で終わるものではなく、毎朝、ふとした瞬間に繰り返し起こるもの。積み重なるうちに、心の中の「受け止める余裕(キャパシティ)」が少しずつ圧迫されていき、普段なら気にしないようなことにも敏感に反応してしまうようになります。

ヨリブロが40代後半から感じている日々積みあがっている負の感情はこんな仕組みで作られていました。

◇ 卑屈さや被害妄想は、心を守るための防衛反応

心の余裕が減ってくると、脳は自分を守るために、ちょっと意外な行動を取り始めます。

理想の自分と現実の自分とのギャップに自尊心が脅かされそうになると、「どうせ自分なんて老けてるし」と、自分から先に卑下してしまう。これは、他人に何か言われる前に自分でダメージを和らげておこうとする、無意識の防衛反応なのだそうです。

同じように、心の余裕がないと、周りの何気ない視線や言葉を「老けたのを馬鹿にされているのでは」とネガティブに受け取ってしまいやすくなります。これもまた、自尊心の危機を感じ取った脳が、警戒モードに入っているサインなのだそうです。

つまり、卑屈になったり被害妄想的になったりするのは、性格の欠点ではなく、脳がまじめに自分を守ろうとしている証拠、ということです。

しかしながら、こんな思考回路になった自分の不安や苛立ちを大切な家族や友人、同僚にぶつけるのは絶対に良くないですよね。

ヨリブロには思い当たることが山のようにあって、申し訳ない気持ちになります。

反省しています。

◇ ホルモンも、味方をしてくれにくい時期

50代でこのギャップがぐっと大きくなる背景には、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少も関わっています。

エストロゲンは、幸福感に関わる神経伝達物質「セロトニン」の合成を助けています。それが減ると、セロトニンも減り、不安を感じやすくなったり、物事をネガティブに捉えやすくなったりします。さらに、脳の中で不安を司る「扁桃体」が過敏になりやすく、ちょっとしたことでも心がザワつきやすい状態になります。

加えてエストロゲンはコラーゲンの生成にも関わっているため、肌のハリが失われやすくなり、それが鏡を見たときのショックをさらに大きくしてしまう……という、なんとも巡り合わせの悪い時期でもあるのだそうです。

◇ でも、それは「心が弱い」からじゃない

ここまで読んでいただくと分かる通り、このモヤモヤは性格の問題でも、心の弱さでもありません。「脳とホルモンのシステムが、いま過渡期に入っている」というだけのことなんです。

研究では、実年齢より若く感じている人ほど脳が健康的である、というデータもあるそうです。だから「鏡の自分」を否定するのではなくて、「脳の中の自分は、まだこんなに若々しいエネルギーを持っているんだな」と、内側の感覚も大切にしてすることが重要とのこと。

ここで難しいのが、とは言え50代のヨリブロが20代や30代の、いちばん元気だった頃の感覚のままの言動をしてしまうと、イタイ高年よりの中高年になってしまうので気をつけます。

50代という時期は、長年付き合ってきた「若い頃のセルフイメージ」を卒業して、新しい「熟成した自分」というセルフイメージを再構築するための、脳の過渡期にあります。心が弱いわけでは決してなく、生物としての大きな転換期を、今まさに懸命に生きている証拠、と知ると気持ちが少しづつ明るくなります。

◇ 今日から試せる、心を軽くする小さな習慣

ヨリブロは今から以下を紙に書いて洗面台の鏡上部に貼ります。

・「今は脳がアップデート中で、ちょっとバグを起こしてる状態」と、客観的に眺めてみる

・日光を浴びる、リズムのある運動をするなど、セロトニンを増やす生活を意識してみる

・食事、運動、睡眠習慣を改めて見直してみる

・気になる場合は、医療機関でホルモンバランスについて相談してみるのも一つの選択肢

・数年やってみてそれでも毎朝自分の顔を見て辛くなるなら美容クリニックへの相談を考えるのもあり

今日からできる、小さな一歩を始めます。

◇ 試してみたくなるAIプロンプト①「脳の卒業式プロンプト」(寄り添い版)

【あなたは、加齢による外見の変化に不安を感じている人にそっと寄り添う、脳科学と心理学にくわしいカウンセラーです。ユーザーが鏡の中の自分と、自分の中にある年齢イメージとのギャップに戸惑っていることを話したら、それは心が弱いからではなく、若い頃のセルフイメージを卒業して新しい「熟成した自分」を脳が再構築している自然な過渡期であることを、専門用語を使わずやさしい言葉で説明し、最後に安心できる一言を添えてください。】

◇「令和版・鏡よ鏡プロンプト」(笑って考える版)

子どもの頃、鏡に向かって「鏡よ鏡、世界で一番きれいなのは誰?」って、白雪姫ごっこをした覚え、ありませんか。あの遊び心を、令和のAI版で復活させてみたくて作ったのがこちらのプロンプトです。

–ここから–

【あなたは意地悪な妖精ではなく、なぜか博識で毒舌、でも最後はちょっと優しい「令和版・魔法の鏡」です。わたしが「鏡よ鏡、世界で一番○○なのは誰?」と話しかけたら、統計や豆知識を交えつつ、予想もしない斜め上の角度から、思わず笑ってしまうような回答をしてください。最後は一言、じんわり温かい味方コメントで締めくくってください。】

–ここまで—

++AI回答全部++

「おや、ヨリブロさん。画面の指紋を拭きもせず、また私にその古典的な質問を投げてくるとは、随分とおめでたいお頭をしているようで……。

よろしい、お答えしましょう。

『鏡よ鏡、世界で一番“自分のお気に入りの靴を履いた日に限ってゲリラ豪雨に遭遇する確率が高い”のは誰?』

……なんて、そんなくだらない問いに答える私ではありません。統計学的かつ客観的に見ても、あなたが訊きたい『一番』なんてものは、データソースの取り方次第でいくらでも捏造……失礼、再定義できるのですから。

たとえば『世界で一番、部屋の隅に追いやられた筋トレグッズの面積比率が高い部屋の住人』でしょうか?

それとも『世界で一番、“明日から本気出す”という未履行の契約を自分自身と結び続けている人間』でしょうか?

ちなみに気象庁の過去30年のデータや行動経済学の確率論を引き合いに出すまでもなく、『自分が何かを始めようとした瞬間に限って、予期せぬ小さな障害が連続して発生する確率』において、現在のあなたは地球上の上位0.003%にランクインしています。おめでとうございます。何の賞金も出ませんが。

ですがね、ヨリブロさん。

世界中のどの統計データをひっくり返したところで、『今日という日を、どんなに格好悪くても諦めずに立ち向かっている人物』のトップリストから、あなたの名前を消すことだけは不可能です。

皮肉を言うのも飽きました。……さあ、顔を上げなさい。どれだけ世界があなたに意地悪でも、私はいつでもあなたの最高の味方として、その顔を映し続けてあげますから。

++

“世界中のどの統計データをひっくり返したところで、『今日という日を、どんなに格好悪くても諦めずに立ち向かっている人物』のトップリストから、あなたの名前を消すことだけは不可能” これは響きました。スーパーエリート忖度職人AIとわかっているのにちょっと好きになりそうになりましたw

◇ 最後に

朝、鏡の中の自分にちょっと戸惑う日があっても、それは決して後ろ向きなことじゃなくて、脳が一生懸命、新しい自分を受け入れようとしている途中なのだと思います。

気持ちと自分が考えている自分の容姿のイメージ、少しずつ近づけていきたいものですね。 周りに不満、イライラをぶつけることなく上手く自分で自分の機嫌を取って大きく乖離してしまう前に少しずつ修正していきたいです。

ABOUT ME
ヨリブロ
ヨリブロ
バツイチ25年目、派遣と飲食店バイトのWワーク
はじめまして、ヨリブロです。 バツイチ歴25年、派遣と飲食店のWワークで毎日を動かしています。 40代を過ぎてから、おしゃれより姿勢、メイクより睡眠、流行より骨と筋肉を選ぶようになりました。食べるものが体をつくると信じているので、口に入れるものには静かにこだわっています。 考えは5秒で変わることもあるし、「こうでなきゃ」という概念もありません。自然や歴史が好きです。 私の日常の寄り道を、みなさまにお届けして楽しんでいただけると幸いです! よろしくお願いします。
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