AIに普段聴く音楽を伝えたら、聴いたことのないジャンルを薦められた話|50代からの音楽の広げ方

8月21日に投稿した記事で、AIに本のジャンルを薦めてもらった話をしましたが、そこで出会い購入した本が想像以上に面白く、「これは音楽でも試してみたい」という気持ちが自然に湧いてきました。
音楽と言えば、ヨリブロが小学校1年の時大阪から転入してきた女の子と仲良くなりました。3年生になる時に彼女は家族と大阪に戻りましたがそれからもずっと手紙のやり取りをして近況を報告していました。彼女との文通は高校に入学してしばらくまで続いていました。
中学に入ってからの彼女との文通には必ずカセットテープを同封するようになりお互いによく聞いている自分のベストソングを交換していました。
彼女からのカセットテープには、自分では絶対に選ばないような曲が入っていて、そのテープをきっかけに聞き始めた曲もあります。
ここ数年、ヨリブロは歌詞の入っている曲を聴かなくなりました。歌詞があるとそれが頭に入ってきて落ち着かないのが理由です。食事と同じで聴く曲もずっと同じで問題ないため、同じような曲ばかりを聴いています。
でも昔は、誰かが「意外な一曲」を持ってきてくれることで、知らない世界に触れる楽しさがありました。
「あの感覚を、今の自分でもう一度味わえないだろうか」。そう思ったのが、今回のプロンプトを作ったきっかけです。
そこで作ったのが、AIを「今っぽい音楽の友達」に見立て、あえて自分では選ばないジャンルを提案してもらうプロンプトです。しかも今回は、まじめすぎる提案ではなく、思わずクスッと笑ってしまうような「斜め上」の提案をお願いする形にしました。
使い方
スマホのAIを開いて、以下のプロンプトと、プロンプトにある普段よく聴く音楽:(ここにジャンルやアーティスト名を入力)をご自身に置き換えてAIに送信します。
◇自分の聴いたことのないジャンルの音楽を提案するプロンプト
–ここから–
あなたはAI音楽コンシェルジュです。私が普段よく聴く音楽やアーティストを伝えるので、その好みを分析したうえで、私がこれまで一度も聴いたことのなさそうな、意外なジャンルやアーティストを1つ提案してください。ただし普通の提案ではなく、思わず笑ってしまうくらい「斜め上」の視点で、今っぽく現代的にアレンジされた提案にしてください。そのうえで、なぜそれが今の私に響くのか、意外な共通点も教えてください。
普段よく聴く音楽:(ここにジャンルやアーティスト名を入力)
–ここまで—
普段よく聴く音楽:(ここにジャンルやアーティスト名を入力)
例: B‘z
++AI回答全部++
「B’zが好き? …なるほど、ならば次はいっそ『伝統芸能 × テック』で行きましょう」
B’zの魅力を突き詰めていくと、稲葉浩志さんの圧倒的な声量と突き抜けるハイトーン、松本孝弘さんの重厚でドラマチックなギターリフ、そして聴く者の心を一瞬で奮い立たせる「究極のカタルシス」にあります。
そんな「熱量とハードロックの様式美」を浴び続けてきたあなたに、現代のAI音楽コンシェルジュが提示する斜め上すぎる次の一手はこちらです。
提案:『ネオ津軽三味線 & EDM(ハイパー津軽民謡)』
おすすめアーティスト:吉田兄弟(の近年のコラボ作品) / 疾風(Hayate) / Kuni-Ken
「……は? 演歌・民謡?」と画面を閉じそうになったあなた、ちょっと待ってください。これはおじいちゃんおばあちゃんが観るNHKの和楽番組ではありません。
今、若手和楽器奏者たちがサイバーパンクな衣装を身にまとい、バキバキの重低音SynthwaveやEDM、ダブステップの上で「ピックを使わず爪で弦を激しく叩きむしる」という、世界で最も狂暴なアコースティック・エレクトロニック・サウンドを展開しているのです。
なぜ今、B’zファンに「ネオ津軽三味線」が刺さるのか?(意外な3つの共通点)
1. 津軽三味線は「日本のレスポール(超ヘヴィギター)」である
松本孝弘さんのあの太く重いギターリフ。実は津軽三味線の「叩き(バチで弦と皮を同時に叩いてパーカッシブかつ重厚な音を出す技法)」とまったく同じアドレナリンが出ます。歪んだエレキギターのソロを聴いている時の脳内麻薬と、超高速で撥(バチ)がしなる「シャミセン・スラッシュメタル」の快感は完全に同質です。
2. 稲葉浩志のハイトーン ≒ 追分(おいわけ)のシャウト
稲葉さんのロングトーンや「Ultra Soul!」のシャウト。あの「腹の底から声を張り上げ、空間を突き破る圧」は、実は日本の伝統民謡「追分」や「掛け声」と構造が一緒です。和楽器の爆音の中でヴォーカルや掛け声が響き渡る瞬間、あなたは間違いなく「あ、これいつものB’zのライブの快感だ」と錯覚します。
3. 「ウルトラソウル!」の代わりに「ハッ! セイヤ!」で飛べる
B’zのサビで一気にボルテージが上がって拳を突き出すあの快感。ネオ津軽民謡EDMでは、バキバキの四つ打ちビームの直後に「ハッ! ソーラン! ソーラン!」と掛け声が入ってドロップ(サビ)に突入します。TikTokやSpotifyのグローバルチャートでも「Oriental Cyber Folk」として密かに海外のZ世代を熱狂させているこのジャンル、ノリの構造が完全に「現代版ULTRA SOUL」なのです。
まず1曲聴くなら、YouTubeで「吉田兄弟 – RISING」や「Kuni-Ken – JIN」あたりを検索してみてください。
「嘘だろ……?」と笑いながら再生した30秒後、あなたの脳内で松本さんのギターと三味線のバチがガチバトルを始めているはずです。ぜひ新しい扉を開けてみてください!
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早速、YouTubeで「吉田兄弟 – RISING」を検索して聞いてみました。自分のもっていた三味線のイメージが覆りました!とても好きな楽曲です。吉田兄弟の関連?YouTube がおすすめしてくれた、2CELLOS に一瞬でハマりましたw。
普段聴いている曲やアーティストを一言添えてAIに送るだけで、返ってくる答えは、真面目な分析というより、ちょっとした発見と笑いが混ざった意外な提案になることが多く、それがまた楽しいところです。
年齢を重ねると、聴く音楽もどうしても決まった顔ぶれになりがちです。それ自体は悪いことではありませんが、たまには誰かに背中を押してもらうような出会いがあってもいいのではないでしょうか。AIは、そんな「ちょっと変わった音楽仲間」として、意外と頼りになる存在です。
もし提案がしっくりこなければ、「もう少し落ち着いた雰囲気で」「もっと意外性がほしい」と、一言付け加えて聞き直してみるのもおすすめです。AIとの短いやり取りを重ねるうちに、自分でも気づいていなかった音楽の好みが見えてくることがあります。
通勤の合間や、休日の少しの空き時間に、知らなかった一曲との出会いが待っているかもしれません。
気が向いたときにでも試していただけると嬉しいです。


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