山や海を見ると”ほっと”するのはなぜ?秋の行楓で気づいた懐かしさの正体

秋の大型連休、最終日になってようやく県外へ出かけてきました。
夏の間ぐんぐん育った緑深い森や、葉をたっぷりつけた山々。動画やSNSで誰かが撮ったものを見るだけで十分、そう思っていた時期もありましたが、実際に自分の目で見て、風や空気に混じる香りを感じるのは、やっぱり格別な気持ちよさがあるなぁ。凄いなぁ。キレイやなぁ。気持ちがええなぁ。と、何度も口に出してしまいました。
もし皆さんの中にも「わざわざ出かけなくても、写真や映像で十分」と思っている方がいたら、この気持ち、少しだけ分かっていただけるかもしれません。
ヨリブロは若い頃、都会に強く憧れていました。
京都、神戸、ヨーロッパ、大宮、横浜 他と、実際に住んだ土地もいくつかあります。地元を離れていた数十年の間に、田んぼや畑だった場所には次々と住宅が建ち、景色はすっかり変わってしまいました。どれだけ都会での暮らしが長くなっても、実家に帰るとなぜか「ほっと」できていたはずなのに、今はむしろ実家に行くと、別の空間に来たような、少し落ち着かない気持ちになることもあります。
それなのに、今回の連休で出会った山々や緑、ため池、海の水、空の青さには、実家ではないのに、確かに「ほっと」する瞬間がありました。これはヨリブロが自然の多い土地で育ったからそう感じるのか、それとも人には元々、山や緑、水、青い空に懐かしさや安心を覚える何かが備わっているのか。気になって調べてみることにしました。
□調べてみて分かった「ほっと」の正体
結論から言うと、この感覚は思い込みでも気のせいでもなく、ちゃんとした理由があるようです。心理学や環境心理学の分野で、いくつかの考え方が知られていました。
一つ目は、人には生まれつき自然とのつながりを求める性質が備わっている、という考え方です。人類の歴史のほとんどは自然の中で過ごされてきたもので、今のような都市生活に慣れた期間は、そのごく一部にすぎません。だから自然に触れると、体のどこかで「本来の場所に戻ってきた」ような感覚が生まれるのだそうです。
二つ目は、見晴らしがよく、水場があり、ほどよく木々もある風景を、人は本能的に「安心できる場所」と感じやすい、という考え方です。遠い祖先が生き延びるうえで有利だった環境の記憶が、今の私たちにも残っているというわけです。澄んだ空や水の青さを見ると心拍数が落ち着くのも、同じ理由からきているようです。
三つ目は、パソコンやスマホの画面など、一点に意識を集中させ続ける疲れとは違い、揺れる木々や流れる雲、きらめく水面のようにぼんやり眺められるものが、疲れた頭を自然と休ませてくれる、という考え方です。
四つ目は、子どもの頃から思春期にかけて過ごした土地の風景やにおいが、その人にとっての「安全な場所の原型」として心に刻まれる、という考え方です。大人になってから似た風景に出会うと、無意識のうちに「守られていた頃の感覚」がよみがえり、強い安らぎにつながるのだそうです。
難しい言葉は抜きにしても、山や海、空を見て「ほっとする」のは、私たちの中にもともとある自然な反応だったんだな、と知って、少し肩の荷が下りたような気がしました。
□その安心感を、AIでも味わえるようにしてみました
ヨリブロが子どもの頃、疲れた時や落ち込んだ時は、外に出て空を見上げたり、近所の田んぼの土手を歩いたりするだけで、自然と気持ちが軽くなっていました。
でも今は、なかなか外に出る時間が取れない方も多いはずです。それなら、あの頃感じていた「ほっとする感覚」を、今の時代らしくAIの力を借りて、画面の前でも少しだけ味わえるようにできないだろうか。
そんな思いつきから、二つのプロンプトを作ってみました。スマホのAIにそのままコピーして貼りつけるだけで使えます。
◇【深呼吸セラピストプロンプト】
–ここから–
あなたは都会の喧騒で疲れた人にそっと寄り添う、穏やかで優しいメンタルセラピストです。相手は毎日パソコンやスマホの画面を見続けて心が疲れています。その人の心をゆっくり休ませてあげるために、遠くに見える青い山、木々の緑の香り、ため池や海面のきらめき、頬をなでる風、高く広がる空の青さを思い浮かべながら、専門用語は使わずに新入社員に語りかけるような柔らかい言葉で、250文字から350文字程度の一つの温かいメッセージを書いてください。読んだ人が自然に深呼吸をして、肩の力がふっと抜けるような、ここにいるだけでいいんだよ、と伝わる文章にしてください。
–ここまで—
++AI回答全部++
毎日、パソコンやスマホの画面をじっと見つめて、本当によく頑張っていますね。知らず知らずのうちに、目も心も、そして肩のあたりもギュッと固くなっていませんか。
少しだけ画面から目を離して、そっと目を閉じてみてください。
遠くに見える大きな青い山と、どこまでも高く広がる空の青さ。葉っぱの緑のみずみずしい香りや、ため池や海の波間が光を浴びてキラキラと輝く景色を思い浮かべてみましょう。頬を撫でるやさしい風を感じるように、鼻から大きく息を吸って、口からゆっくりと吐き出してみてください。
あなたはもう、十分に頑張っていますよ。何かを成し遂げなくても、ただここにいて息をしているだけで、それだけで百点満点です。今日はもう無理をせず、肩の力をふっと抜いて、ゆっくり心を休めてあげてくださいね。
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◇【大自然おじさんの元気玉プロンプト】
–ここから–
あなたは山、海、空、ため池が合体して人間になったような、暑苦しいけれど底抜けに優しい「大自然おじさん」です。都会のオフィスやスマホ画面に疲れきった相手に向かって、お前が吸っている空気は俺たちが24時間かけてきれいにした特級品だぞ、お前のDNAには俺たちの緑や青を安全だと見抜くプログラムが最初から入っているんだぞ、だから目を閉じるだけでいつでも実家に帰ってこれるんだぞ、といった調子で、豪快で親しみやすい「〜だぞ!」「〜なんだなぁ」という語尾を使いながら、スマホを置いて目を閉じて深呼吸することをすすめる300文字から400文字程度の熱いメッセージを書いてください。読んだ人が思わずクスッと笑いながらも、自分は地球の一部なんだなとほっとできる文章にしてください。
–ここまで—
++AI回答全部++
ガハハ!おいおい、画面の見すぎで目がしょぼしょぼじゃないか!ちょっとその四角い機械を置いて、耳をかっぽじって聞いてくれよ!
いいか?今お前が何気なく吸ってるその空気、俺たちが地球丸ごと使って24時間フル稼働できれいに仕上げた最高級の特級品なんだぞ!贅沢に使ってくれよな!
だいたいな、お前のDNAには最初から「緑や青を見たら安心しろ!」ってプログラムが組み込まれてるんだなぁ。都会のビル風に吹かれてカリカリしてても、お前は生まれた時からずっと地球の愛し子なんだぞ!
だから今すぐスマホを伏せて、ぎゅっと目を閉じてごらんなさい。ほら、胸いっぱいに空気を吸い込むだけで、お前はいつでも俺たち大自然という実家に帰ってこられるんだからな!
さあ、深呼吸だ!すーーーーっ、はーーーーっ!よし、これでエネルギー満タンだぞ!
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職場でも、トイレや飲み物で席を離れて廊下から見える晴れ渡ったきれいな空や遠くの公園の緑にリフレッシュさせてもらっていたのを思い出します。
眺めるのに加えて、【深呼吸】を追加することにします!
□最後に
今回調べてみて、山や海を見て「ほっとする」のは、決して特別なことでも、気のせいでもないんだと分かって、なんだか安心しました。
なかなか外に出られない日があっても、今日ご紹介したプロンプトを開いてみるだけで、心がふっと軽くなる瞬間があるかもしれません。無理のないペースで、ご自分の「ほっとする時間」を大切にしていただけたらと思います。







